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船橋市小室町で屋根・外壁塗装とアパートの外装をフルメンテナンス
船橋市 足場 足場 足場 足場 足場
【工事のきっかけ】
船橋市小室町のオーナー様から所有しているアパートのメンテナンスを行いたいとご相談を受けました。「これまでこまめにメンテナンスを行ってきたが、築25年を超え前回のメンテナンスから10年以上が経ち、汚れなどが目立つ様になり本格的に外回りのメンテナンスを行い、外観のイメージチェンジをしたい。」とできるところは全てやっておきたいということで、アパートの屋根・外壁・外階段・ベランダと調査を行わせていただき、屋根塗装と外壁塗装、バルコニーの防水工事と外階段の塗り替え工事をご提案し工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 施工内容:足場 足場 足場 足場 足場
- 施工期間:17日間
- 築年数:20年
- 使用材料:屋根塗装:シリコンベスト,外壁塗装:パーフェクトトップ
オーナー様にお聞きしますと、現在の入居率は約9割ということです。建物の規模が大きい場合、人の出入りが多いため、工事中の安全にはそれだけ気を使わないといけませんので、工事前に「何人ぐらいお住まいになっているか」を聞いておきます。
屋根は結構な勾配のあるスレート屋根でした。雨水の溜まりやすい屋根材の下端が変色しているものの、スレートの状態は良さそうです。ちょっと心配なのが棟板金で錆びているし、擦り傷があり、塗膜も剥げています。どうやらアンテナケーブルが悪さをしているのようで、風が葺く度に棟板金の表面を擦っているようです。
外壁は窯業系サイディングですね。笠木の下の外壁にクラックが発生しています。笠木の継ぎ目がある部分なので、ここから雨水が浸入し、その影響でできてしまったクラックですとちょっと厄介かもしれません。こちらの笠木の継ぎ目から水分が入らないよう補修してから外壁塗装をします。
バルコニーの内側部分の外壁なのですが、湿気が多い部分の塗膜にダメージが出ています。このまま放置してしまうと、窯業系サイディング自体が劣化し、崩れてきます。ここはしっかりと下地処理をしてから塗り替えを行います。全体的に見て、メンテナンスするにはちょうど良い時期ではないでしょうか。
屋根:モスグリーン 外壁:ND-250
屋根:チョコ 外壁:ND-280
屋根:マルーン 外壁:ND-430
屋根:クールブラック 外壁:ND-013
塗り替え後を具体的にイメージできる助けとなるのがカラーシミュレーションです。もちろん、お施主様のご要望に合わせて作成しますし、こちらからのお薦めも作成します。私のお薦めは屋根がモスグリーンで、外壁がバニラのような色のND-250なのですが、お施主様が選んだのは外壁が藤色で、屋根は黒めの茄子紺色でした。どういったイメージになったかは施工の様子をご覧ください。
ほとんどの外壁塗装の現場で必要になるのが足場です。足場の仮設と撤去の費用は以外と高いので、外壁塗装をするなら屋根塗装も一緒にやった方がお得になります。
足場の仮設が終わったら、屋根の高圧洗浄に入ります。建物が大きく、お隣との距離も近いので、メッシュシートでしっかりと水飛沫の飛散を防止します。
こちから塗り替えを行う外壁を高圧洗浄するのはもちろんのこと、塗らないタイルの部分も高圧洗浄を行います。外壁塗装を行う際、駐車場の路面や塀など汚れが気になる部分があれば、サービスで高圧洗浄を行いますので、ぜひ事前におっしゃってください。
まずは屋根塗装から行うのですが、その前に棟板金の補修をしておきます。釘が浮き出てきている部分がありましたので、打ち込んでおきます。飛び出た釘をそのままにして塗ってしまう業者もたまにいます。それほど手間がかかる作業ではないと思うのですが…
棟板金には錆が出ていたので、下塗りとして錆止めを塗布します。釘が打たれている箇所から棟板金内部に雨水などが入らないようにシーリングで処理していきます。常に丁寧な仕事を心掛けるのが私達のポリシーです。
棟板金への錆止めの塗布が終わりました。棟板金を固定している全ての釘の部分にもシーラーで処理しました。これで釘も錆びにくくなりますから、棟板金が強風で飛散してしまうということも防げます。
スレート屋根にシーラーを塗布していきます。シーラーとはこれから重ね塗りする塗料を密着させるために行うものです。
今回、屋根塗装にはファインシリコンベストを使用しました。10年の施工保証をお付けしています。
こちらのアパートのスレート屋根、以前にも屋根塗装を行ったということですが、その時に縁切りがしっかり行われなかったようです。スクイーパーとカッターを使って隙間を埋めてしまった塗料を切って、通気と雨水の通り道を作りながら塗装していきます。
棟板金から中塗りを進めていきます。色は黒のようにも見えますが、ナスコンです。カタカナで書かれるとさっぱり分からないのですが、感じで書くと「茄子紺」です。これだと、あの黒々とした紫色の茄子の色のことだと分かります。屋根でも、外壁でも塗装をしていて輝きが戻っていくのは何とも楽しいものです。
中塗りを続けていきます。塗膜が剥がれて下地の色が出ていた部分も中塗りと上塗りでどの位置だったのか、すっかり分からなくなりました。これで、防水性も大きく回復することができました。
屋根塗装が終わりました。ナスコン(茄子紺)という色は黒よりも黒く見えるのではないでしょうか。アンテナケーブルが屋根や棟板金をすらないようにもしました。これで棟板金も傷つきにくくなりましたから、錆びづらくもなるでしょう。保証も10年間ありますので、オーナー様も安心してお過ごしすることができるでしょう。
外壁塗装前に傷んだシーリングを打ち替えます。まずは目地から剥がしていきます。目地から剥がれず、残ってしまったものはカッターなどで削ぎ落とします。撤去が終わりましたら、目地の両脇をテープで養生し、プライマーを塗布していきます。プライマーの塗布量が少ないとシールが片側部分だけ、剥がれてしまうこともありますのでしっかりと塗布していきます。
目地にシーリング材を充填した後、ヘラで均していきます。目地のシーリング材は2面接着で、何よりもサイディングボードの両端に密着させることが大事です。奥にまで密着させてしまうと3面接着となり、伸張性が減ってしまうため、地震時などの揺れの時に動きが悪くなり、衝撃を緩和できなくなります。奥にはバックアップ材を入れて直接、密着しないようにしています。
ある程度、乾燥したところでテープを剥がせば完成です。実はこのある程度というところが重要で、完全に乾かしてしまうと、養生していたテープにシーリング材がくっついてしまい、上手く剥がれなくなるのです。接着剤などは完全乾燥が原則ですが、ものによってはある程度の乾燥で充分な場合もあります。
外壁塗装も屋根塗装と一緒で、まずは下塗りからです。窯業系サイディングを下塗りするので、それに適したものを使用します。仕上げにはパーフェクトトップを使用しますので、下塗り材は日本ペイントが推奨するパーフェクトサーフを使用します。一般的にはサーフェイサーと呼ばれる下塗り材で、塗りやすくするための表面処理を行うものです。
仕上げの工程となる中塗りと上塗りではパーフェクトトップを使用します。お施主様から依頼された藤色、ND-430で塗装していきます。中間色よりも淡い色なので、光の当たり方によってさまざまな見え方をする色です。こういった表情のある色を塗る場合は事前に見本の塗り板などを業者に用意してもらって、日中と朝や夕方でどうな見え方をするか確かめておきましょう。
上塗りの工程を終えたところです。日陰で見ると藤色ですが、日中の日の当たっているところで見ると、淡いピンクのようにも見えますね。淡い色はこういった変化を楽しめるところがいいところです。お家の新たな魅力も発見できるのではないでしょうか。
まだ外壁塗装が終わったわけではありません。集合ポストを設置してあったところが残っています。集合ポストを外すとかなり汚れていました。こちらも、清掃した上で下塗り・中塗り・上塗りと計3回塗りで仕上げました。
「どうせなら新しくセキュリティの高い集合ポストにしたい」というお施主様の希望がありましたので、新しいものへ交換しました。個人情報のセキュリティレベルも上がりましたので、お住みになっている方もより安心できると思います。特に一人暮らしの方は安心ですよね。
工事を何回にも分けるとご入居になっている方にいろいろと不便をかけてしまうということで、バルコニー防水工事もこの機会に行います。防水工事と言っても、雨漏りしているわけではないので、防水層を保護するためトップコートの塗り替えのみです。排水口周りを補修してからトップコートを塗布しました。
オーナー様が台風後に点検をしにきたら、なくなっていたというバルコニーの目隠し板です。おそらく、強風で飛散したのでしょう。ご入居があったら直そうと思っていたとのことですが、空室となっていたのでそのままにしておいたそうです。いい機会ですので、目隠し板も設置しました。
ご入居をご検討している方にとって、建物の見た目は非常に重要だと思います。お部屋が上の階の場合、そのエントランスとなる外階段はかなり重要ですよね。こういった階段は金属製、もしくは金属を骨組みに他の材料をあわせたものが使われていることがほとんどです。こちらの階段は金属とコンクリートから構成されていました。裏面は金属で、歩行する表となる側はコンクリートです。ちょっと錆が出始めているので、ここで塗装してメンテナンスしておきましょう。
錆止めによる下塗りと中塗りと上塗りを行いました。裏側は新品のようになりましたね。歩行する表側の取り合いの部分も塗装しました。この階段、裏側はちょうど集合ポストの斜め上にあたるため、ご入居している方が頻繁に目にするところです。集合ポストはステンレス製ですが、錆が飛んでくればそれが染みのような跡として残ることもあります。綺麗にしておくのに越したことはないのです。
アパートの屋根塗装、外壁塗装、ベランダ防水、外階段の塗り替えが終わりました。工事期間中はご入居になっている方々にいろいろとご面倒をおかけしました。これからは綺麗になったアパートで快適にお過ごしいただけると思います。バルコニーの内側の壁も綺麗になりましたので、洗濯物を干す時も困らないと思います。
屋根もすっかり綺麗になりました。こちらの屋根にはドーマー(通風や採光のための屋根に設けられた小屋状の窓)が設けられています。ご入居者にとっては嬉しい設備ですが、こちらのお手入れも必要になってきます。ドーマーは屋根の突部なので、雨や風もそれだけ当たりやすく傷みやすいところです。保証期間中は私達が定期点検に訪れますので、こちらも毎回、しっかりと調査いたします。
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